VSTS: 作業項目の設計とレポート

TFSにはレポート出力機能がある。これはSQL ServerのAnalysys Serverの機能を利用しているので、Analysys Serviceについてあるていど知っておく必要がある。OLAP、キューブ、ディメンジョン、MDX、というあたりだ。

このへんの詳しいことはまだよく整理できてないので (^^; いままでにわかってきたことを散漫に挙げてみる。

  • プロジェクトの時間軸での経過をグラフ化したい、という要求に対して。TeamFoundationキューブには作業項目、テスト結果、artifact(ソースとか)の情報があるのでいろいろと取れる。
    • 特に作業項目に関しては、グラフ化したい切り口を意識して設計したほうがよい。典型的には、状態の変化をグラフで表現すると便利である(障害の発生と解消の具合とか、タスクの滞留時間の変遷とか)。
    • 意味的には状態の変化であるものを、作業項目の設計として状態遷移で定義していないと、ほかの項目を組み合わせて状態を取り出すことになる。それはクエリ(DataSet)の設計で苦労することがある。
      • ↑なんのことだかわからないよ
  • レポートはMDXでDataSetを作るのが一般的(みたい)だが、SQLで作ってもよい。
  • キューブの構造を把握するのが早道。どこにどんなデータが入っているのか。既存のレポートを調べる(まねする)のもとても良い。
  • 作業項目のFormを設計するときは、「誰が」「いつ」入力・編集するかを意識して項目を配置するとよい。特にタブ。(ってとても普通のアドバイスかも)