Ron Jeffries, Chet Hendrickson "Natural Laws of Software Development - Deriving Agile Practices"

水曜朝イチのセッションでした。XP導入編の2人による、ビジネスの見地から「常識的に」考えれば、アジャイルラクティスが導かれるというプレゼンテーション。2人の掛け合いが面白い。内容はありきたり、と言ってしまうこともできるけれど、なぜアジャイルが有効なのかを平易に、きちんと整合性がある形で説明している点に価値がある。理論的(に聞こえる)プレゼンの勉強にもなる。

  • コストは時間とお金
    • 遅いより早いほうがよい
  • システムは早くできたほうがよい
    • インクリメンタルなリリースが必要
  • 問題は早くわかったほうがよい
    • 機能的な問題
      • 実行可能な、テスト済みの機能が必要
    • スケジュールの問題、リリースの遅れ
      • 短期間でのリリースが必要
  • defectもコスト
    • マイナスの機能と考えられる
    • 避ける方法が必要
      • 受け入れテスト - 明快で誤解の余地がないドキュメント
      • ストーリカード - 直接の、活発な会話を招く
      • 継続的結合 - 常に確認できる
  • システムは成長する
    • インクリメンタル
    • シンプルである必要性
  • ストーリーの担当者は複数人
    • 1人では勘違い、やりすぎなどが起きる
    • 複数人で作業する
      • タスクに分割する必要がある
      • コードを共同所有する必要がある
      • ペアプロが必要になる

以上、自分のメモから再現した理論の積み重ね。もっといろいろあったはずです。